これまでの取り組み

これまでの取り組み

学校トイレの洋式化を推進する

全国組織「学校トイレの洋式化を推進する地方議員ネットワーク」メンバーとして、公衆トイレの洋式化を強力に推進しています。

県内では、多くの高校において、施設の老朽化が深刻な問題となっています。

特にトイレ設備においては、問題がある個所が多く見受けられます。「和式」が主流となっている学校トイレの洋式化を求める声は多くあります。

文部科学省に設置された学校施設整備に関する検討会も「災害時には高齢者や障害者等、要援護者が使用することを想定した公衆トイレは洋式が望ましい」としています。

学校トイレの洋式化を推進する議員ネットワークでは、大きく3つの理由から、洋式化を強力に進めています。

  1. 子どもたちが学校でトイレを我慢しないで明るく楽しく健康的・衛生的に学校生活をおくれ、成績もアップする。
  2. もしもの災害時に身近な避難所となる地域の学校トイレが和式だけだと高齢者・障がい者がつらい。
  3. 和式よりも圧倒的に節水で環境にやさしく、市民の税金で支払う学校水道料金が約1/3 も節水できる。

 

老後を守る仕組みを創る

無料低額診療

生活に余裕がなく、医療費の支払いが困難な方々も受診できる制度(国の無料低額診療制度)があります。
健康保険料の納付が困難で支払いが滞り、健康保険証を持たない方や短期保険証、資格証明書が発行されている方も「病気やケガ」でお困りの際は、無料低額診療施設へ連絡し、相談員への相談をお奨めします。
相談員は守秘義務があり情報を関係のない第三者に漏らす事はしません。当該施設に直接ご連絡下さい。
ご不明な点は、佐藤知一迄お気軽にご連絡下さい。

超高齢社会へ

超高齢社会を迎えた日本はこの先、生産年齢人口の激減が予想されています。
地域の人口も減り「働き手いなくなる↓税収減る↓景気悪化↓働き口なくなる↓税収減る」という「負のスパイラル」が懸念されています。

世代交代促進

県内でも世代交代が進む地域もありますが、地域によっては、50代以下の中堅世代すら存在しない地区も多く確認されています。
「派手さ」は、無くとも確実に再生の回路を拓く道を模索・研究しています。

そこで必要となるのが、女性や若者達の力です。
私は女性や若者が社会で働きやすくするための土壌づくりを推進しています。

女性活躍推進

IMFは、世界銀行総会(東京)で「日本を活性化するには『女性の社会進出促進』が欠かせない」との公式見解を発表しました。
女性労働参加率の上昇を目指した施策展開を着実に実施し成果につなげます。
黒岩知事と連携を図り、私も県議団の副団長として対案を示しつつ、課題克服に向けて取組みます。

 

児童虐待ネグレクト防止対策への取り組み

昨日は、児童虐待に係る県民企業部会勉強会に参加させて頂きました。講師は、医師であり、認定NPO法人子ども虐待ネグレクト防止ネットワーク理事長である山田不二子氏でした。
山田医師は、伊勢原市の方でありますが、県庁までお越し頂き、講演をして頂きました。また、オブザーバーとして厚木市議の名切文梨議員にもお越し頂きました。横浜からの帰り道も山田先生、名切議員と3名で、様々な話をしながら帰宅しました。5時から始まった勉強会でありましたが、厚木の自宅に帰宅したのは夜11時30分という非常に長丁場となる勉強会でありました。

昨日のテーマは「子ども虐待・ネグレクト」でした。厚木市の齋藤理玖君の話や、山口あいりちゃん事件などにも触れ、幅広い視点から講義をして頂きました。

【Bud Cramerの言葉】:「子ども達を守ろうとする『制度』は、子ども達を助けるものでなければならず、更なるトラウマを与えたり、信頼を失うようなものであってはならない。」

齋藤理玖君事件は、今年5月、厚木市のアパートで死後7年間放置されたとみられる5歳の男児の遺体が発見された事件です。理玖君が3歳の秋。 早朝(朝4時)、1人で自宅近くを歩いているのを通行人が見つけ、児童相談所に一時保護されたのです。 身につけていたのは「Tシャツと紙おむつ。 足は、裸足」でした。ところが児童相談所は、これを迷子と判断し、 翌日、母親に引き渡しました。 そもそもこの事態を通常の迷子として扱うこと自体、児童虐待事案を扱うプロである児童相談所の判断として間違っていると思いますが、100歩譲って、迷子であるとしても保護した場合は、通常1か月以内に家族に連絡をとり、安否確認を行うことになっていますが、そうした対応すらとられませんでした。

齋藤理玖君事件の流れ(報道ベース)

事件発生~事件発覚までの流れ
時期 内容
2006/10 齋藤幸裕容疑者が男児に食事や水分を十分に与えず衰弱させる
2007/1 男児が死亡したとみられる時期
齋藤幸裕容疑者が男児の遺体を放置し家を出る
2007/秋頃 厚木市教育委員会が小学校の入学案内を送る
2008/4 教育委員会が案内を送っていたにも関わらず、男児は小学校に入学しなかった
2014/4 男児が中学校に入学するはずだが入学せず
2014/5/22 児童相談所が警察に「この春に中学校に入学する年齢の男児の所在が分からない」などと相談
2014/5/30 神奈川県警が別の場所に住んでいた父親・齋藤幸裕容疑者を探し出し、立ち会わせて厚木市下荻野のアパートの1室を調べたところ、男児の白骨遺体が見つかる
2014/5/31 齋藤幸裕容疑者を保護責任者遺棄致死罪で逮捕
2014/6/1 齋藤幸裕容疑者を送検
2014/6/2 齋藤理玖君の母親と連絡が取れ、動揺した様子で「息子が死んでいるとは知らなかった」などと話した

 

今回の齋藤理玖君事件は、会派内での連携を密にして再発防止に向けてしっかりと取り組むべき課題です。
山口あいりちゃん事件についても同様です。(あいりちゃん事件については)住民票があった秦野市が、虐待の疑いで過去に警察から通告を受けた横浜市中央児童相談所や秦野署とのやり取りの中で、厚木児童相談所が全く協力的でなかった(山田不二子氏談)事実などの事例をお聞きする中で、大きな怒りにも似た憤りの思いを感じました。御報告頂いた虐待事例の一つ一つが心に刺さって取れません。

手元にある昨晩の私のメモにも山田不二子理事長の言葉として「厚木市の対応は特に酷い。あの事件は起こるべきして起こったこと。あの事件が起こる前から酷かった。酷すぎる。」とあります。県が所管の厚木児童相談所も課題が多く確認されました。また、「平成24年度 児童虐待死亡事例検証報告書」についても触れ、こんな死亡事例検証をそのままにしておくことは、皆さん県議会議員も広い意味でのネグレクトにあたるとの指摘も受けました。現在、「平成24年度 児童虐待死亡事例検証報告書」については、所管委員会に所属する市川佳子議員と情報を共有し、検証を行っています。

齋藤理玖君が亡くなった当時は、私も厚木市議会議員でありました。今は児童相談所(県)をチェックするべき立場の県会議員です。しっかりと責任を自覚しています。「ハートは熱く、頭はクールに」議会に臨んで、課題の克服に努めて参ります。

【写真】: 昨日の児童虐待に関する勉強会の様子。

本日の本会議においては、県議団を代表して、市川佳子県議が討論に立ちました。本定例会に提案された定県第48号神奈川県一般会計補正予算ほか諸議案について、所管常任委員会の審査結果に対し、賛成の立場から討論を行いました。

厚木市で発生した男児虐待死亡事件についても再発防止に向けて、以下の様に強く求めました。
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次に、厚木市で発生した男児虐待死亡事件についてです。
今回の痛ましい事件は、多くの県民に大きなショックを与えました。事件の経過を見ると、初期の厚木児童相談所の対応に非常に問題があったと指摘せざるをえません。
その後、関係機関等との連携もはかられず、結果的に事件発覚まで何年も放置してしまうことになりました。検証委員会でしっかりと検証し、反省に立って、今できることからしっかり是正改善していただくよう要望いたします。
また、今回の事件により、居所不明児童の存在がクローズアップされました。新聞では県内でも144人の子どもが所在不明であると報じられています。こうした不安を払しょくするためにも、しっかりと取り組み、このような事件が二度と起きない、起こさない決意をもって対応にあたっていただくよう強く求めます。
(以上、原文)
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消防団活動への取り組み

昨晩、市街地で大規模火災が起きました。私自身も消防団員として雨の中、本日深夜1時まで、最前線で消火活動に従事しました。鎮火後は、担当部として現場監視を行いました。私は午前3時すぎに現場を離れました。
(火災出動指令4月20日20時43分、火勢鎮圧23時36分、21日0時53分建物火災鎮火)

火災現場の状況によっては、鎮火後に再び発火することもあります。消防団員は再発火防止のため、また、最発火した場合にもすぐに対応できるよう、担当部が現場に残り監視を行います。

20130728火災現場では、操法演習で培った技術が、時として地元地域と仲間の命を守ります。また、集中豪雨等による浸水被害時、河川や山の不明者捜索時にも消防団は、行政からの要請を受け真夜中でも出動します。

追記: 私は午前3時までの警戒でしたが、他のメンバーは午前4時半まで警戒・現場監視が続けられました。通算で8時間の出動です。
本当にお疲れ様でした。本日も夜、仕事を終えた団員が集まって、ホース干し等、使用器具の後片付けがあります。
ホースを干した後も収納があります。これらも全て重労働です。特に正副分団長、部長をはじめとした団役付きの方々は、本当に大変です。

本日は地元デー。資料整理に手を付けていますが、終わりが見えません。

春は人事異動の季節です。県議会での役職改選は、5月ですので、私にとっての人事異動は今月から来月にかけて決まります。昨日は、厚木市消防団第一分団第三部の月例会でした。厚木市消防団を統括する消防団長も、堀池春夫団長から、井上衛団長(前副団長)に交代しました。厚木市七沢にお住いの井上衛団長とは、私自身長い間、公私ともにお世話になっております。
また、第一分団においても小池貞夫氏(前第三部部長)が、副分団長に就任されました(望月分団長は留任)。小池副分団長に代わって、第三部部長に就任されたのが、大沢康一氏(前第三部副部長)です。実は、小池副分団長、大沢部長は、共に私の小学校、中学校を通じてのクラスメイトであり、幼馴染みです。仕事を抱えての消防団活動は、非常に大変であり、加えて役職をこなすのは、もっと大変です。
また、あらためて私も消防団員に任命され(辞令が交付)ました。今後も井上団長のもと、私も消防団員としてしっかりと働いて参ります。

【写真】: 昨晩の厚木市消防団第一分団第3部月例会の様子。厚木市消防団は明治28年に設置された「消防組」を前身とし、昭和30年に設置されました。現在では1団8部団52個部に加え、平成17年7月には女性消防団も発足し、実員554名(最新の数字ではありません)を擁しています。夜は意見交換会・懇親会を行いました。

昨晩、県庁近くで火事が起きました。
第一発見者は、曽我部久美子県会議員。適切に通報・対処されていました。
私もすぐ後、現場を確認しましたが、警察と消防車両の到着を待って、そのまま帰宅しました。被害状況や原因については、私がコメントする立場にありませんが、火災の煙は、地下鉄からも流れ込んでいました。
近くに歴史的建築物が多数ある現場でしたが、早期発見・早期通報されたことが、大火災を未然に防ぎました。
私自身、消防団員として実際の火災出動を何度も経験していますが、積雪の中での出動経験はありません。消防車両到着後の雪対応の動きは、少し勉強になりました。
この積雪の中の火災出動は大変です。